ヴェゼル購入!
今まで中古車を乗り繋いで約15年・・・初めての新車でホンダのヴェゼル(VEZEL)ハイブリッドを購入しました!
このWEBサイトは、自分が買ったヴェゼルをヴェゼルオーナーの目線から、ヴェゼルの購入を検討されている人へ解説することを目的としています。
私はあまり車に詳しくありませんし、実際に自分が乗った車のことしか説明できませんが、しっかりレポートしていきますので他の記事も参考にしてくださいね。
まずは私が買ったヴェゼルの仕様
2016年12月下旬に購入しましたが、その時点では
ハイブリッド車
- HYBRID(基本仕様)
- HYBRID X(少しランクアップ)
- HYBRID Z(いわゆる上級タイプ)
- HYBRID RS(一番新しく出た少しヤングなタイプ)
ガソリン車
- G(基本仕様)
- X(少しランクアップ)
- RS(一番新しく出た少しヤングなタイプ)
の7タイプから選ぶことが出来ました。
値段は、ハイブリッド車もガソリン車も下にいくにつれて高くなってきます。
この中で私が購入したのはハイブリッド車のZです。
なぜヴェゼル HYBRID Z を選んだのか
↑ホンダのWEBサイトより抜粋
最終的にはフィーリングで決めたような気がしますが、一応「これがよかった」と思っていたことをどんどん書いていきますね。実際に乗った使い心地の詳しい説明は他の記事になると思いますが、全体像を掴んでもらうために。
ガソリン車でなくハイブリッド車を選んだ理由
できるだけ出費は抑えたいですよね。
ですので、当然最初はガソリン車にしようかハイブリッド車にしようかまだ決めていませんでした。
車両価格は約40万くらい変わるんですよね。(ハイブリッド車の方が高い)
そこで購入前に「ガソリン代」について計算してみました。私はそれほどヘビーな距離を運転することはないと思うので(もしかしたらこれからそうなるかもしれませんが・・・)、1日平均40kmとすると1ヶ月(30日)で1,200km。1年で14,400km走ることになります。
さぁここでガソリン車とハイブリッド車の違いを見ていきます。
燃費の差:ハイブリッド車18.28km/L ガソリン車14.83km/L
※このデータはインターネットでのユーザー口コミ情報を参照
ガソリン代:2017年1月現在 全国平均123円
では年間でハイブリッド車とガソリン車ではガソリン代にどれくらいの差が出るでしょうか。
ハイブリッド車
14,400km÷18.28km(平均燃費)×123円=約97,000円(年間のガソリン代)
ガソリン車
14,400km÷14.83km(平均燃費)×123円=約119,500円(年間のガソリン代)
1年間で22,500円「しか」変わらないんですね。本体価格は40万円ありますから、この計算だと17年くらい乗らないとガソリン代が車体価格に追いつきません・・・これだけをみればガソリン車にしようかなと思います。(実際そういう意味で私も悩んでいました)
ただ、ガソリンを入れる回数の手間やガソリン代が上がったときにはハイブリッド車が有利になること、乗る距離が増えたときもハイブリッド車が有利になることを考えれば悩むところです。
ヴェゼルのハイブリッド車にしよう!と思ったのは試乗をしたときでした。
しかもそれは走りとか乗り心地ではなくて、車内の見た目です。
上の写真はヴェゼル購入後に自分で撮影したものです。
そう、ハイブリッド車は少し未来チックというか、ガソリン車とは違うデザインなのです。ガソリン車はいわゆる「普通な感じ」です。レバーを左手で握って親指でボタンを押して前後にスライドさせてバックやドライブに入れる感じ。
ハイブリッド車は、ボタンなど押さずにレバーをまず右にずらします。そこから下へ移動させるとドライブ、上へ移動させるとバックに入ります。これが気持ちいい。
あと、これはあまり使わないかもしれませんが、ハイブリッド車はボタン一つでガソリン車になれます。
レバーのすぐ下に「SPORT」というボタンがあります。
このボタンを押すとガソリンのみでの走行が出来ます。エンジン音も変わるので「おお!」と思いました。
・・・正直自分はあまり使いませんけど。SPORTモードにしたときはハンドルのすぐ後ろについている「7速マニュアルシフトモード」も使えるので、マニュアル運転が好きな人でも楽しめると思います。
とにかくこの見た目がいいなぁと思ったのがヴェゼルのハイブリッド車を選ぶきっかけになりました。
こんなもんなんです。あとは単純にハイブリッドに乗ってみたい!と思ったこともありました(笑)
ハイブリッドの中でもZを選んだ理由
冒頭でも書きましたが、ヴェゼルにはハイブリッドでも
- HYBRID(基本仕様)
- HYBRID X(少しランクアップ)
- HYBRID Z(いわゆる上級タイプ)
- HYBRID RS(一番新しく出た少しヤングなタイプ)
この4つの仕様があります。
この中でHYBRID Zを選んだ理由なのですが、いろいろあるのですが、書いてみます。
1.オートワイパーが欲しかった
使い心地はまた別の記事で書きますが、実は「新車を買おう」と検討を始めたとき、マツダのアクセラを試乗したときのことでした。丁度小雨が降っていて、なんとワイパーが勝手に動き出したんです!
それがまたいいタイミングで動くんです・・・
私が住んでいるところは雨が結構多いので、オートワイパーはすごい。単純にそう思っていました。
ヴェゼルにはこのZにしかオートワイパーが付いていないんです。なので、Zが検討候補に入りました。
感度はもう少し乗ってオートワイパーをじっくり使ってからレビューするようにしますね!
2.16インチより17インチホイールが欲しかった
自分はアラフォーなので、ホイールとか興味あるの?と言われそうですが実物を見ると16インチより17インチ、17インチより18インチのほうがやはりかっこよく感じます・・・
Xは16インチが標準。もちろんアップすることもできますが、Zは17インチが標準なんです。Zも18インチにすることは出来ますが、このホイールが高い!RSは18インチが標準だから車両価格が高いんですかね?
とにかく間取って17インチが良いんじゃないかと思って。。。
実際、17インチでちょうどいい位でした。値段とデザインのバランスが。
あとディーラーさんに言われたのは18インチはメンテナンス(タイヤ交換とか)の費用がかなり上がるから17インチくらいがいいかもしれませんね、とのこと。
自分はよく分かりませんが、インターネットの情報では「乗り心地優先なら間違いなく16インチ」らしいです。
やはりタイヤのゴム部分が多いほうがクッション性が増すんでしょうかね。同じ車で乗り比べていないので正直分かりません。デザインを取るか乗り心地を取るかというところでしょうね。そういう意味でも17インチはいい塩梅なのでは、と勝手に思っています。乗り心地悪くないですよ。
ちょうどZとRSの話になったので、外観の違いをまとめてみましょうか。
右の赤い方はホンダのWEBサイトに掲載してあるRSの写真を拝借してきました。
左の青い方は私が購入したヴェゼルです。主な違いに矢印を入れました。
まず分かりやすいのはホイールですね。Zは17インチ、RSは18インチです。RSかっこいいですね、速そう。
この足回りがよりきれいに見えるのは、ボディーの下枠からタイヤの上、フロントバンパーがすべてブラックで統一されているからだと思います。ボディーの下部分がブラックなだけなのですが、引き締まった印象を受けます。あとサイドミラーもブラックですね。
・・・なんかRSを褒めてばっかりですが、いや実際これで結構悩みましたよ。
3.シートの色を変えたかった
新車買うときって面白いもので、何故かグレードアップをしたくなるんですよね・・・
長い間乗るものだからですかね。すこしでも気にったものにしたい・・・
そういう意味もあって、Zのインテリアはコンビシートといって1色だけではなく2色のコンビでコーディネート出来ます。
実はここでも悩んだことがります。RSはシートがスエード仕様なんです。
実物を触ってみましたが、これがいい・・・なんでこのスエードがZにないの!?って思いました。
自由に組み合わせられたらいいのに・・・
上で書いたオートワイパーを取るか、スエードを取るか悩みましたが、機能性を取ってオートワイパーが勝利しました。
4.ヘッドライトもフォグライトもLEDがよかった
これも各グレードで変更することは出来ると思いますが(知らない)、私のZは両方ともLEDです。
家の電気さえLEDに変わっていっているので、新車を買うならLEDにしておきたかったです。明るいですし。
5.パフォーマンスダンパーがいいらしい
実はこれ、あまり良く分かりません(笑)
ただ営業の人は結構熱く語っていました。ヤマハ製らしいです。自分はヤマハのバイクが好きで乗っていたのでヤマハと聞いてうれしかったですが、、、
実際、これは感覚の問題だと思いますが、減速しきれずにコーナーに入っても思ったよりスイッと曲がれる「気がします」。
全体的にキビキビ走ってくれるので、このダンパーのおかげなのかどうか私には判断ができませんが、営業の人が熱かったので掲載してみました(笑)
ここからはヴェゼルの基本的な情報を書いていきますね!
ヴェゼルの販売台数は3年連続No1
ヴェゼル(VEZEL)はホンダが2013年12月に発売したコンパクトSUVです。
発売当初から大人気で、コンパクトSUVのジャンルで3年連続No1というすごいクルマです。(2014年、2015年、2016年)
販売台数 | SUV暦年新車登録販売台数 ランキング |
|
---|---|---|
2013年 | 2,207台 | – |
2014年 | 96,029台 | 1位 |
2015年 | 71,021台 | 1位 |
2016年 | 73,889台 | 1位 |
私は2016年12月に購入しましたから73,889台の1台分として計算されているはずです!(笑)
ヴェゼル(VEZEL)の名前の由来
ヴェゼルの名前の由来は
英語で「カットした宝石の小さな面」を表す「Bezel」と、クルマを意味する「Vehicle」を掛けあわせた造語です。
角度によって表情を変える宝石のように「多面的な魅力と価値を持つクルマ」という想いを込めました。
※ホンダWEBサイトより
です。
名前の由来通り、ヴェゼルは見る角度によって表情がかなり変わります。
ホンダのホームページ上の画像を見てもキレイですが、実物はもっともっとキレイです!
私のヴェゼルは「モルフォブルー・パール」ですが、WEBサイトの画像やカタログでは「個人的には鮮やすぎる青だなぁ」と思っていましたが、実物を見た瞬間「これにしよう!」と思えるほどキレイでした。(抑えめの青。紫にも近い。)
WEB上のヴェゼル「モルフォブルー」
自分のヴェゼル。ボンネットに雲が反射して映っています。
モルフォブルーについては個別で記事も書いているので、見ていってくださいね!
あとは、白の「ホワイトオーキッド・パール」は清潔感のある輝く白!という感じで、黒の「クリスタルブラック・パール」は黒特有の威圧感はさほど感じられない柔らかい感じの輝く黒!という印象です。
白と黒は安定した人気がありますが、見る角度によって光の反射が変わるので実物を見ると今までのカラーの概念が少し変わると思います。
ホンダのショールームで見るとすごくキレイに見えますが、外を走っているヴェゼルもキレイです!自然と目が行きます。まさに宝石です。
ヴェゼルのコンセプト
ヴェゼルのコンセプトといいますか開発目標は
SUVの力強さ、クーペの艶やかさ、ミニバンの使いやすさや燃費性能など多面的な価値を高次元で融合させる
という壮大なものだったようです。
しかし上の文章を読むと、ヴェゼルオーナーの自分としては
と思っています。
私はヴェゼルハイブリッドZを購入しましたが、エンジンはパワフルでぐいぐい走ります。
パフォーマンスダンパーのおかげか、以前の車(スイフト)と比べてもコーナーの曲がりやすさが確実に違います!
スタイルも「かっこいい」の一言です。初めて見たとき「え?この時代にクーペ!?」と思っていましたが、ちゃんと後部座席のドアも付いているので安心してください。
流石にミニバンほどのサイズはありませんが、コンパクトなボディの割に車内空間も広いです。
ライバル車の「日産ジューク」や「トヨタC-HR」「マツダCX-3」と比べても、この車内空間の広さはダントツのようです。
実際私は身長183cmですが、ゆったり乗れています。後部座席の広さも逸品です!
上の写真は自分のヴェゼルです。(ハイブリッドZ)
実際にヴェゼルに乗って良いと思うところ
私が購入したのはヴェゼルハイブリッドZです。
通勤にも使っているので毎日乗っていますが、良いと思うところを書いていきますね!
燃費が良い
燃費の記事でも書いていますが、街乗りは優しく乗れば20km/Lを超えてきます。
このサイズとパワーでこの燃費は驚異的です!
最近は「そんなに優しくアクセルを踏まなくても」街乗りの実燃費20km/Lくらいになるヴェゼルの運転の仕方が分かってきました。
燃費についての記事もまとめています。
車内空間が広い
ヴェゼルの車内空間は本当に広いです。後部座席も広く同乗者にもゆったりしてもらえます。
もちろん荷物もたくさん積めますよ!
車内空間の記事も書いていますので、見ていってくださいね。
ヴェゼルはエンジン+モーターでパワフルな走り
高速道路で合流するときなど、一気に楽に加速してくれます。
アクセルを強めに踏むと「おお!」と声が出るくらい加速します!
私はハイブリッドですが、ボタン一つでガソリンモードに切り替えることもできるので、「燃費悪くなるけど今日はガソリンモードで走りたい!」という遊び方もできますよ。ほぼ使っていませんが(笑)
ヴェゼルに4人乗って運転することもありますが「重い」と思ったことはありません。
細かいカスタマイズ設定が充実
メーターのカラーを変えられたり、オートライトの感度を変えられたりと、いろいろな設定をかなり細かくきめることができます。
自分の好みにカスタマイズできるので、楽しいですね。
私が触ったことのある(設定したことのある)カスタマイズを簡単に紹介しておきますね。
- メーターのカラー設定(7色)
- オートライトの感度
- アクセルの重さ
- オートワイパーのセンサー感度
- メーター部分の明るさ設定
- インテリアライト点灯時間
ホンダセンシングがすごい
発売当初のホンダセンシングの性能はあまり良くなかったようです。(過去のレビューを見る限りですが)
しかし私が購入したヴェゼルに搭載されているホンダセンシングは、優秀だと思います!
高速道路でホンダセンシングを使わないという選択は、もう出来ません・・・すごく楽です。
よく曲がる
ヴェゼルハイブリッドZには「パフォーマンスダンパー」という部品が搭載されています。
購入する時にホンダの営業の方が説明してくれましたが、私は車に詳しくないので??でした。
実際に載ってみて「このことかな?」と思うのは、
ちょっと速度を出しすぎてコーナーに入っちゃった!というときでも「あれ?すんなり曲がれた・・・」と思うことが多々あります。
走行中に発生する車体のたわみや微振動を軽減し穏やかに整える「パフォーマンスダンパー」。安定性を高め、乗り心地にも寄与し、総合的な走りのレベルを高めます。RSでは専用に減衰力を調整。さらなる走りの楽しみを味わえる仕様としています。
ホンダWEBサイトより
※ヴェゼルのラインナップによっては搭載されていないので注意してください。
かっこいい
これは完全に好き嫌いの主観になってしまいますが、ヴェゼルかっこいいです(笑)
見るたびに「良いな」と思いますし、自分のヴェゼルではない他の人のヴェゼルも、特に「レッド(プレミアムクリスタルレッド・メタリック)」や「ホワイト(ホワイトオーキッド・パール)」、「ブラック(クリスタルブラック・パール)」を見たら、これも良いな~と思ってしまいます・・・
自動で鍵が開く
外から近づいてドアの取っ手に手を伸ばすだけで、解錠されます。
最近の車は普通なんでしょうか?すごく楽です。
購入当初はドアに手をかけてせっかく自動で解錠されたのに、ドアノブについている鍵を閉めるボタンを押してしまい、またすぐにロックをしてしまったことも何度かありました(笑)
ギアのバックに入れると、助手席側のサイドミラーの角度が変わる
角度が下向きになるんです。
どういう効果があるかというと、ミラーが下を向くことで駐車場の左側の白線が見やすくなるんですね。
結構使えますよ!
オートライトとオートワイパーで運転が楽
これ、ホント楽ですね。
私の住んでいるところはトンネルが多いので、ほんとに運転が楽になりました。
雨の中運転していると、トンネルに入るたびにライトを付けてワイパーを止めて・・・を繰り返さないといけませんが、今のヴェゼルは何もしなくていいです。
トンネルの多い高速道路なんかでライトの消し忘れもゼロになりますね。
シートヒーターが最高
これね、ほんといいですよ冬場。
エアコンは暖まるまでに時間がかかりますが、シートヒーターは暖かくなるまで数十秒です!
シートヒーターがあるだけで、こんなに快適になるんだ・・・と感動しています。
ヴェゼルの不満なところ
正直あまりないんですが、良いことしか言わないのもなんか怪しいので書いてみますね!
高速走行での燃費が良くない
街乗りは優しく乗れば20km/Lを超えてきますが、私が住んでいる近くの高速道路を走行すると大体17km/L~18km/Lくらいです。
坂が多いからかもしれないということと、もう少しゆっくり走れば燃費は良くなると思いますが、今まで計測した限りでは街乗りよりも燃費は落ちました。
あ、自分でアクセルを踏むよりホンダセンシングで走ったほうが燃費は良くなりました(笑)
追記
購入から1年くらいでたくさんの高速道路を運転しましたが、燃費21~22km/Lはでますね。
「高速走行での燃費が良くない」と書いてしまいましたけど、良くないことはないですね(笑)むしろ良いです。
飛ばしすぎるともちろん悪くはなります。
雨の日のバックモニターが見づらい
水滴がカメラに付いてしまうと、モニターにもその水滴が映ってしまい非常に見づらいです。
ここは改善してほしいですね。他の車はどうなんでしょうか。
シートのバリエーションをもっと自由にしてほしかった
私はハイブリッドZにしましたが、実はシートはスエード仕様にしたかったんです。
でもスエード仕様はRSのみ!
ラインナップによって選択できないオプションもあるので、注意してくださいね。
Aピラーが死角になることがある
Aピラー・・・クルマ好きの人なら当たり前かもしれませんが、自分は最近になって知りました。
フロントガラスとドアの窓の間にある骨組みで、ガラスではない部分のことです。
シートの位置や運転手の体格、歩行者のタイミングにもよると思いますが、右折時に横断歩道を渡っている自転車に直前で気付いてヒヤっとしたことがありました。
以上、ヴェゼルの魅力を書いてみました。
エクステリアもインテリアも燃費も最高だと思っています!